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ストーリー

 

 

 

  「――人が自由に喜びわかち、愛しあえる至福の日は来るだろうか。」

 

 

     時は西暦1794年、陰鬱な空気に包まれたフランス革命終盤。

ロベスピエール率いる革命政府ジャコバン党と公安委員会は何人もの貴族たちを次々逮捕し、断頭台送りにしていた。処刑は民衆の娯楽と化し、パリは狂気に満ちていた。そんな中、無実の罪で逮捕された貴族たちを救うべく立ち上がり、

日夜暗躍する秘密結社「スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)」の噂が街を賑わせていた。

 

 

―革命を人類の夢と信じ、その邪魔立てをする存在であるスカーレット・ピンパーネルの正体を暴こうと嗅ぎまわり、その壊滅を目論む革命政府大使ショーブラン。

 

―ショーブランのかつての恋人であり、また革命の同志であったために弱みを握られてしまう、コメディーフランセーズ看板女優マルグリット。

 

―マルグリットの夫であり、スカーレット・ピンパーネルのリーダーという立場から妻に不信感を抱き始めるパーシー・ブレイクニー。

 

 

 この3人を中心に懐疑と憎悪、そして愛情が交錯し、物語は佳境をむかえる!

 

 

 

 

「この国に嵐、吹き荒れても私は見過ごしはしない。

                   ――ひとかけらの勇気が私にあるかぎり。」

題材はシリアスで迫力満点です!

しかし、思わず笑みをこぼしてしまうようなシーンもあれば、貴族らしい華やかで明るいシーンなど、その時代の様々な側面を楽しめると思います! ナンバーも切ないものにかっこいいもの、カワイイものと幅広く素敵なものが多いです! ご都合よろしければ是非いらしてください。

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